昨年は日本人初のbcone優勝者が誕生したり、ブレイクダンスがユースオリンピックに採用されるなど、bboy界には次世代の新しい並が来ていますね。
そんな中、日本で初めてブレイクダンスを学べる高校が、2018年4月に開校されます!
今回はブレイクダンスの高校って一体どのようなカリキュラムになっているのか、
またメリット・デメリットについて、管理人なりに考察した範囲でこの記事で分かりやすくお伝えしていこうと思います。
バンタンデザイン研究所 高等部とは?
ブレイクダンスの高校を開校すると話題になっているのは
バンダンデザイン研究所高等部です。
バンタンデザイン研究所高等部はファッションやヘアメイクを学べるカルチャースクール。
各コースの指導者は業界で活躍しているプロで、少人数クラス制を導入している為、集団行動が苦手だったり、直ぐに質問をしたい人でも大丈夫です。
体験型のワークショップや課外授業も多く、学校に通うことで様々な知識や技術を体得することが可能。
運営元のバンタンは1969年に創業した企業グループ。2014年12月にはニコニコ動画で有名なKADOKAWA・DWANGOグループの子会社となりましたが、創業から50年近く経っている企業の為、潰れるという心配も少ないです。
そんなバンタンデザイン研究所高等部ですが、ブレイキン専攻クラスではどのようなカリキュラムを受けることが出来るのでしょうか?
ブレイキン専攻で受けられるカリキュラムは?
バンタンデザイン研究所高等部では、ブレイキン専攻で学べるカリキュラムとして
・ブレイクダンス
・ファッションデザイン
・グラフィック、イラストデザイン
・映画撮影、編集
・イベント企画
・英会話
を挙げています。
ブレイクダンスはもちろんなのですが、ファッションデザインやグラフィック、映画撮影から編集まで学べるのは嬉しいですね。
また、英会話を学ぶことで今後グローバル化する社会に適応出来ます。
イベント企画も、学校側の支援を受けて身をもって経験を積むことが出来るのは良いと思います。
講師は誰?
肝心の講師ですが、TAISUKE,STEEZ,2GOO,TENPACHIの4名。
特長としては、100%プロ講師であることが挙げられますね。
ブレイカーなら知らない人はいない4名でしょう。
TAISUKEさん、STEEZさんは「The Floorriorz」でBOTY2連覇(世界一)してますし、
2GOOさん、TENPACHIさんも世界レベルのプロダンサーです。
とにかく、講師陣は誰が見ても間違いないと思います。
高卒資格について
バンタンデザイン研究所高等部は卒業すれば高卒資格が手に入る…と謳っていますが、勘違いされる方がいるかもしれないので注意点を。
バンタンデザイン研究所高等部は「総合カルチャースクール」という部類に入りますので、「高校」ではありません。
分かりやすく言うと、「通信制サポート校」です。
じゃあどうやって高卒取れるの?って話なんですが、高卒資格を取るにはバンタンが提携している通信制高校に入学する必要があります。
バンタンはKADOKAWA・DWANGOグループの子会社なので、バンタンデザイン研究所と一緒にドワンゴのN高等学校にも入学する必要があるんですね。
とは言っても、普段はN高には通わず、バンタンのスクールに通います。
N高には、ネット学習とスクーリングと呼ばれる年数回の授業を受けに通います。
もちろん、高校なので単位を取得しなければ卒業出来ません。
通信制高校の勉強面のサポートについては、高校卒業資格完全サポートと書かれてるのでしっかりしていると思います。
ちなみに高卒資格についてですが、
一般的な普通高校と同じ高校卒業資格を取得することが出来ます。
就職は大丈夫?
就職に関しても、バンタンデザイン研究所高等部では就職対応のデザイン教育(グラフィックデザインや映像編集など)を受けることが出来るので、
就職活動でアピールポイントを作ることが可能です。
学費は高い
業界のトップレベルで活躍するプロ講師の指導や、実践型の授業を受けることが出来る為、学費は当然ながら高いです。
初年度学費は100万円。これはサポート校の学費としてはかなりの値段です。
N高等学校の学費は初年度25万円、3年間で75万円ですが、世帯年収が910万以下の家庭だと高等学校等就学支援金を受けることが出来ます。
支援金は現在の制度だと3年間で約30万円貰えるので、75万が45万円で済むんですね。
とは言ってもバンタンデザイン研究所高等部の学費と合わせると中々の額ですので、
学費が高いか安いかで言ったら高いです。
新しいシステムの学校なので批判はある
インターネットに精通してる方は分かると思うんですが、現在、学校のシステムは大きく変わりつつあります。
昔の感覚で言ったら、毎日学校に通うのが当たり前ですよね。
ですが、現代は誰もがインターネットを使える時代。
ぶっちゃけ勉強面に関して言えば、学校に通わなくてもインターネットで学べます。
現代で学校に通うメリットは、集団生活を通して協調性を学ぶことや、規則正しい生活を学べること。
バンタンデザイン研究所の素晴らしい所は、ブレイクダンスだけでなく、ファッションデザイン、グラフィックイラストデザイン、映画撮影・編集、イベント企画、英会話を学べるところ。
技術力や企画力養う実践授業って、普通の学校ではなかなか受けられないですよね。
社会人になったら、今の時代、勉強よりも専門技術の方が必要だと気づくんですが、専門技術を高校生活で学べるってほんと素晴らしいですよね。
しかし、新しい時代に合わせたシステムの高校は
高い学費や、毎日学校に通わなくてもいいという部分だけ見られ、
マイナスな評価をされがちです。
でも僕は、無駄な授業を受けないって意味では、毎日学校に通わなくてもいいんじゃね?って思いますけどね~。
学費に関してはこれからの人生で役立つ、質の高い授業を受けられるなら相応かな…と。
社会人になってから成功するかしないかは、子供の頃どのように過ごしていたかが肝心ですからね。
まずはパンフレットを無料資料請求してみよう
初年度の募集は20名とのこと。
現在中3以外の人でも応募出来るので、狭き門だと思いますが、
興味のある人は無料資料請求してみては如何でしょうか?
3分で出来ます。
(2画面目の資料請求先でN高等学校にチェックを入れて下さい)